【オリンピック金メダリストと並みのスポーツ選手の結果の違いの生まれ方】
オリンピック金メダリストと並みのレベルのアスリートはなぜ結果の違いが生まれるのか。
一見すると「環境」「能力」「運」「才能」と見られがちですが、これは「絶対条件」ではありませんので、これらが揃っていなくても結果が出せる人は出せます。
では、何がオリンピック金メダリストと普通の選手が違っているかというと、決定的な点は目標に対する考え方の質が違います。
金メダリストは「金メダルを獲る」と「決めて」いるのです。
成功するには「決める」ことが不可欠です。
メダルを「獲りたい」ではなく、「獲る」です。
以下の文はサッカー日本代表の本田圭佑とプロゴルファーの石川遼の小学校の卒業文集の一部です。
“Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。“…本田圭佑
“二年後…中学二年生、日本アマチュア選手権出場。
三年後…中学三年生、日本アマチュア選手権(日本アマ)ベスト8。
四年後…高校一年生、日本アマ優勝、プロのトーナメントでも勝つ。
六年後…高校三年生、日本で一番大きいトーナメント、日本オープン優勝。
八年後…二十歳、アメリカに行って世界一大きいトーナメント、マスターズ優勝。“…石川遼
「~したい」という言葉で言い切るのではなく、「~します」「する」と断定しているのがわかると思います。
メダルを獲得するということは「一生懸命やっていればいつか獲得できるもの」でもないのです。
一生懸命やるのは当たり前ですから。
それは必須条件(最低限レベルの話)。
頂点は偶然で得られるものではありません。
しつこいようですが、「決める」のです。
「甲子園に行く」
「日本一になる」
そのうえで、どうすればその目標が達成できるかという手段や方法をあとで考えるのです。
そしてやりきるです。
シドニー・アテネオリンピック女子柔道金メダリストの谷亮子選手が大会前に
「最高でも金、最低でも金」
と宣言したのは有名な話ですが、金メダリストはこういった考え方なのです。
前回のブログの「やるかやらないか」ということと同じです。
できないと思っているうちは絶対できません。
できないできないと言っている間に思考レベルや本気度の高いライバルは「やる」「できる」と決めて先に進んでいます。
私自身も常日頃から、「できない理由ばかり見つけて、自分に言い訳をして、結局何も成し遂げられなかったという、くだらなくてかっこ悪い人生を歩みたくない」と思っています。
目標を達成できなくて「俺はがんばったのに」という人は
「がんばったけどできなかった僕を認めて」と思っているのでしょう。
そんな風に人になぐさめられて自己満足する人生を送りたいですか?
本気でやるなら、みんなも決めましょう。
自分がどうなりたいのかを。
あとは何がなんでもそれを実現するよう行動するだけです。
あなたがいるのは北照です。
頂点に立つことが使命です。